スッキリor殺風景???
今回は、トイレの話です。
断捨離ハウスと、
先日、寄せていただいた、シンプルモダンな知人の家。
どちらの家とも、トイレのふたカバーと足元のマット、
トイレットペーパーのカバーを使っていませんでした。
やはり、そうか。(←なにがだ)
いや、私も前々から、
トイレのカバー類は「筆頭・断捨離候補」に挙げてましたが
どうしても、手離せないでいました。
なぜか。
息子のおむつパンツを替えたりするのに
居住性が必要だった、というのものありますし、
何より「殺風景になる」のが、こわかった。
うちは貸家です。
添えつけの便器は、そこそこ清潔ではあるけど形も古く、
けっして「お気に入り」ではありません。
絶対、殺風景になるに決まっている。
そうでなくても、トイレトレーニング中のわが子が
行きたがらない場所なのに、もっともっと行きにくくなる!
それが、懸念でした。
が、
思い切って、勇気を出して、捨ててみました。
(めざせ、シンプルモダンな貸家…)
結果は惨敗。
紛う事なき、殺風景…
でも、一つだけいい事がありました。
息子が用を足す時に使う「踏み台」。
マットがないおかげで、子供にもひきずって移動しやすく
息子が、自分で動かすようになりました。
そして数日後。
見事、トイレで用を足すようになったんです。
そうなると、今まで以上に
息子が、便器のフタや便座を頻繁に触るので、
今までような頻度での掃除じゃ、間に合いません。
「トイレ用おそうじシート」を導入し、
入る度に、便器や床をクルクルと拭くようになりました。
面倒だなぁ!と思わなかったのは、
それまで使っていた100円ショップのおそうじシートを断捨離して、
あえて選んだ「トイレクイックル」のおかげかも知れません。
香りもきつくないし、厚手で安心感があるし、
ミシン線が入ってるから「今回はちょっとでいいや」
って時には、半分だけで使えるし。
そんなこんなで、一ヶ月が経ちました。
ある日の用足し後、便器をキュコキュコと拭きながら
はっとすごい事に、気がつきました。
「汚い」という、抵抗感が明らかに少ない…。
直接触れないように、おそるおそる拭いていたのが
テーブルの食べこぼしを拭いているのと、
さほど変わらない気持ちになっている自分がいました…!!!
自分の変化に驚きながら
あらためて、トイレを見回しました。
あれ?殺風景じゃないや…
そりゃ、写真に撮ったら殺風景かもしれない。
他人が見たら、やはり殺風景かもしれない。
でも、私にとっては、
すみずみまで、手をかけた安心のできるトイレ。
子供がどこを触っても心配のない、
自信の持てるトイレ。
「トイレの神様」というような事に興味がなかった私ですが、
いるとしたら、喜んでもらえてるかもしれません。
関連記事