実家の断捨離 ~母の場合(3)~
先の「実家の断捨離 ~事のはじまり~」で書いた通り、
当初の母は、
「モノをポイポイ捨てちゃう人って
なんか、付き合いたくないよね…」
と言っていました。
私が企画した、断捨離セミナー@松本についても
「そんなことで2日潰すのはイヤ」と言っていました。
ところが。
人は変われば変わるもんです。
夜中に電話がかかってきて
「ねぇねぇ、ママ今、何やってると思う?
…断捨離」
ベッドサイドの木製キャビネットの上。
以前はバランスゲームのように、物を乗せていたのが、
水平面を保ち、木彫りの皿と一輪挿しを楚々と飾って
癒しの空間に。
私の家に来た時のこと。
まだ整理整頓まで行き届かず、物減らしの段階の我が家を見て
以前は「殺風景だねぇ、掃除ができてないねぇ」と言っていたのが
今は「すっきりしてるねぇ」
彼女自身の印象も変わりました。
なんだか少し、肩の力が抜け、軽やかな感じなのです。
現在の実家は、
妹夫妻の荷物が完全に片付かないままで
日常生活がスタートしています。
(妹がつわりのため、作業が完全にストップ状態)
きれい好き、完璧主義の母のこと。
さぞかしイライラしているだろうと思ったら
そうでもなく、案外ニコニコとお気楽な様子。
人の荷物が気にならないということは、
人をコントロールしようという気持ちがない証拠。
自分軸で今を楽しんでいる証拠にほかなりません。
今では、セミナー受講も楽しみにしている様子…。
これはまた、受講後の母がさらに楽しみだなぁ♪
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