主催の体験 ~縁たどりメール~

だま

2010年11月03日 12:04

告知のエントリーで書いた通り、
今回の集客に際して「チラシ」を作りませんでした。

大学卒業後ずっと、
広告関係の仕事をしていた私。

集客目標に対して、
どのくらいのチラシを作ればいいか?という発想が
体に染み込んでいます。

印刷物というのは、
100枚作っても1000枚作っても
費用はほとんど同じ。

しかし、今回は他でもない『断捨離』セミナーですから、
資源のムダはいけません。

金額が同じだからといって、漫然と1000枚作るのではなく、
必要最低限の枚数・600枚ということで
計画を、ひでこ先生に送信しました。

ひでこ先生の返事はこうでした。

 チラシは、最低限に。
 無用なゴミとなり、効果は低いです。
 どうぞ、チラシの内容を凝縮した携帯メールを活用して下さい。
 転送また転送で、広がっていきますから。


がこーん…。
気づきのタライが頭を直撃しました

だまの認識=最低限で600枚
     (しかも少ないのではないかと、内心ビクビクしていた)
先生の認識=600枚は、最低限じゃない。

いかに自分が「集客はチラシありき」の考え方に
囚われていたかを思い知らされました。

広告業界に居たわけですから、当然といえば当然。

なんですけど、
何がショックだったかって、

一応、アイディアマンを自負する元プランナーの私が
「断捨離だから」と意識しても、
「チラシをゼロにする」という発想が、
1ミリたりとも出てこなかった、このショック!!!!

先生はゼロにしろなんて、ひと言も言っちゃあいませんが、

私は、自分の頭の平凡さが、許せなかった…(笑)。

それに、小さな声で本音を言うと…、
広告の仕事をしている時からずっと、
情報のばらまきに、問題意識を持っていたんです。

それなのに、気づけなかった。

パソコンを前に「うおー」と叫びました。

私の中の「侍」が、チラシゼロを決心させました。

決めてしまうと、
面倒な手配がなくなって、結構スッキリ
もっと大事な作業に集中できて「これでよかった」と思えました。

そして「縁たどりメール」です。
こんなルールを設けました。

●私から送るのは20人(当初の定員ジャスト)
 事前にできるだけ直接分かち合い、送信の許可をもらう。
 (あの時機に偶然会って、分かち合った人もいました)
●私からは、一斉送信をしない。
●転送についても、その人が、本当に伝えたいと
 思う人への転送を、とお願いしました。

結果、とっても面白いことが起きました。

9月1日に発信すると
13日には、満席になってしまいました。

先生に相談し、枠を広げると
拡げただけ、申込みがありました。

何度か、増席をしましたが、その度に
枠を広げただけ、申込みがありました。

だから、今回、お断りした人ゼロです。

「必要な事は、必要な時に、必要なだけ来る」って
本当のことだなぁと実感しました。

また当初、自分には自信がなくて、
もし仮にたくさん申込みがあっても、
定員20人にしておこう、と思っていました。

ところが、断捨離ハウスに行かせてもらった時
「場所が大丈夫なら、もう少しいいわよ」と先生。

再度、会場を見に行くと、
職員の方が一緒に考えてくれて
どう考えても「36人」納まることが見えてくる。

私は、小さな懸念に振り回されている自分に気づきました。
「受けたい人がいる。何が起こっても引き受ければいいじゃない!」

セミナー当日、皆さんが着席した様子を見て。
多すぎず、少なすぎず、ちょうどいい感じに活気がある。

心の中で、さけびました。

「ちょうど、ええ!(by二丁拳銃)」

なんかね、不思議な事ばかり起きますよね…。
ホントに。








 


 






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