だまの断捨離日記

本当に、大きな
衝撃的な気づきを得ることになった
断捨離の事を書きます。

うちでは、私のアイディアで、
食材や雑貨を納めるために、
こんな物を作って使っています。



引き出しは、無印良品の衣装ケース。
右の最上段は、緑茶・紅茶・中国茶・フレーバーティなどなど
右二段目は、和食用の乾物や調味料
右三段目は、中華やエスニックの食材
右四段目は、ギフトラッピング用品

左の最上段は、お茶菓子
二段目は、スポンジとかお弁当の時のアルミカップとか
雑多な物の在庫。
三段目は、粉物。



四段目は、タッパー類。

どの引き出しも、ぎゅうぎゅうパンパンに入っていました。

6月、飛騨高山セミナー2日目の前の日。
その週は忙しくて、手がつかなかったので
何か少しでもやっていこうと思って
左2段目の引き出しの中身を、とにかく半分捨てたんです。

半分捨ててもこれだけ残りました。



でも、物と物の間に「ゆとり」が出来て
なんだか、物たちが「ほっ」としているような
そんな気がしました。

その時ふと思ったんです。

「ぎっちり、詰め込まなくていいんだ！」って。

引き出しでも、本棚でも
「隙間を残す」という発想がなかった。

それは、どこか
私の時間の使い方や、人生にも現れていました。

「余暇を楽しむ＝悪いこと」
「意味のないことは、しない」

はっとしました。

また、少し時間が経てから、
新しい気づきが起きてきました。

それは、母との関係。

うちの母は、専業主婦なのですが、
料理自慢で、もてなし好き。
普段は、家族の世話と掃除で家をあけられない人、でした。
（彼女もまた、大きく変わりました。昔の話です）

人にやってあげる事が、
彼女の喜びであり、アイデンティティ。
自分はいつも二の次で、
家族の事に一喜一憂する。

母のそんなところが、
ハッキリ言って、嫌でした。

でもね。

なろうとしていたんです、母に。

無印良品の衣装ケースを食材やキッチン用品で
ぎゅうぎゅうにして…。

そうしながら、一方で、
自分の夢や、自分らしさが見つからない事に
苦しみもがいていました。

人のため、人のため、
自分のため、自分のため…

ブレーキとアクセルを同時に踏んでる状態。

これじゃあ、何も進まないわけだ…。

私は、母にならなくていい。
私は、私。

私は、母のアンチにもならなくていい。
私は、私。

そして遠慮なく、
自分と母を好きになっていい。

台所の引き出しが、そっと教えてくれた
素敵な素敵なメッセージです